新米百姓の農業ページ






 2004 有機無農薬稲作
プール床づくり
耕して水が入るよう土手を作る。
水をためてミニ田んぼをつくる。
レーキなどで代掻きをして平らに。
水が引いて地面が固まったら、木枠をくむ。
木枠の上に厚手のポリを掛けてプールができる。
播種をした苗箱を並べ、その後たっぷりと潅水。
ラブシート、シルバーポリを被覆し、芽だしに。
5月6日
発芽したらシルバーポリだけを取り去ります。
ラブシート張りで緑化を。
5月7日
水を苗箱の上5mmまで張り、プール育苗の開始。
あとは水が減ったら足すだけの管理で。
5月11日
だいぶ苗らしくなってきた。
左が105g播種苗、右が80g播種苗。
5月25日
気温が低めで、曇りの日が多く成長が遅い。
6月2日
だいぶ黄色くなってきた。
左が105g播種苗、右が80g播種苗。

6月7日(何とか4葉)
本当はもっと大きくしたかったが限界と見て、植えることに。
       田んぼでは
ホタルイで真っ青に。
       代掻きをしてホタルイを掘り出した。
       これで今年はホタルイ君とはさよならのはず!?
6月8日
田植え後すぐガブガブの深水に。やはり苗が小さい。
6月14日
糠まき(流し込み)。
糠をまくと微生物が大発生
酸欠のためかオタマジャクシが水口に集まっている。
深水が気にならないくらいおおきくなってきた。
       水面にヘタヘタとなんだろうと良く見たらコナギ!
除草機を借りてきて、除草作業開始。実はケガ(蜂刺され)
で適期よりだいぶ遅れてしまった。






コナギの洗礼がまっていた、こうなると手のつけようがない
半作(半分の収量)が決定的に。



                          
      


コナギにほとんど肥料を取られて、黄色くなったまま出穂。 こりゃー半作ですまないね。。。 


                           

                 




傾穂期となりました。なんとか6俵くらいになりそう。
               

               
10月10日
稲刈りしました。今年は台風が多い、前日の22号でも全く倒れませんでした。                                                    

こちらは、有機転換期間中の田です下にはコナギがびっしりですが、稲の方が勝っています。
脱穀までされた米を穀物タンクで運びます。機械のおかげで一人で作業ができます。










作業所に運び、乾燥、籾摺りをして袋詰めします。
穀物検査を受けて、格付けをしてもらいます。
     精米をして有機JASマークを貼ります。シールの保管
     管理も厳しくチェックされます。
       










食味値の検査をしようと、コンクールに出品しました食味計の検査でなんと有機JAS栽培部門でノミネートされました。
全国から集まった稲作農家たちの真剣な視線の前で審査員30名が食味官能検査をしています。
     ノミネートされたからには金賞!と思っていたのですが、2票差で2位でした。特別優秀賞を受賞させていただき、来年の大きな目標ができました。
     刈り取りも終わり、霜が降りるようになりました。来年のために
堆肥を入れて秋お耕しをするか、冬期湛水をしてみようか検討中です。
     北アルプスが雪化粧をする季節です。春まで水田は休みとなります。

 
       

         来年につづく。。。
                                                    
          
                             
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