ただ作るだけなら・・・






使うことを前提にしてはいけない








現代農業に欠かせないセット




有機肥料の散布風景
いまお米を作るだけならそれほど難しいことではありません、収量を増やすこともです。
田んぼを耕す、肥料を播く、田植え、収穫、乾燥調整と機械化されていますから、さらに化学肥料や農薬に頼ることで
その気になれば一人だけでも相当な栽培量が可能です。

しかし、安全で美味しい米作りをしている人は少ない・・・

まずは農薬の事

よく国の認可した農薬なんだから使い方を間違えなければ大丈夫、人間だって病気になれば薬を飲むんだからとか
言う人がいます、確かにそういうことは現代の農業事情では言えるかも知れません、がその前にまず考えなければいけません
病気にならないように無理な栽培をしない、肥料を最低限に抑える。。。人間だって無理をしたり、栄養をとりすぎれば
体を壊してしまうのは当たり前です、ましてや植物です人間が余計なことをするから病害虫が増えるのです。
どれだけ植物の持っている力を妨げないで自然に栽培できるかを考えていかなければと思うのです。
栄養過多の黒いくらいの緑色の茎葉にして病気や害虫をわざわざ呼んで、農薬で防ぐと同時に益虫までいなくなります
田畑の自然環境をおかしくして健全な農作物が出来るわけがありませんし、窒素過剰は味も落ち体に悪いことは
最近とくに言われています。


そして化学肥料の事
化学合成した無機のチッソ他三要素、微量要素等で基本的に即効性で短期間肥効と、いわゆるサプリメントみたいなもの
ですから、本来であれば特別に必要とするべきでないものと考えられます。また流亡しやすいので河川や海を汚染する問題が
あるようです。
稲作では特に出穂(稲穂が出る)前の少し茎葉が色落ちした頃に追肥とか穂肥といって播きます、収量を増やす一つの
技術となっていて、播く量と時期がうまくいくと食味を落とさずに収量が増すといわれています。
栄養素を直接に与えるわけですから、与えすぎると成長に障害がでたり強く効くため、農薬を必要とする事になりやすい
とも言えるため、化学肥料に頼りすぎると農薬も合わせて頼らざるを得ないということになってしまう訳です。
たとえ、有機肥料であっても与えすぎは同じことですから、出来るだけ有機質を主体に出来るだけ与えない事となります。


 目指している農業へつづく

 

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