新米百姓のつぶやき・・






安曇野



先日、安曇野観光のドライバーガイドをしていた時です
道路工事で渋滞していたのでわき道に抜けようと、田んぼ道に入っていったのですが
すぐにあたりは農業地帯で、こんなところを通って申し訳ないと思いながら運転をしていました
ところが、皆さんの歓声が上がりました
その風景に大喜びなのです。
一面に広がる田んぼや畑、そしてそこから望む常念岳をはじめとする山々、風、香り。
このロケーションこそ安曇野だとみなさん。
安曇野は郷愁を感じる癒し空間なのでしょう、しばらくそこに立ち止まっていたい・・・
そんな安曇野をいつまでも大切にしたいですね









              










農 業




いま、私は兼業農家です。現状の農業だけでは生計が成り立ちませんので
夫婦二人ともパート勤めをして生計を補っています。
就農して3年間は専業で農業をしていましたが生計が苦しいことや
農産物の適地適作その他理由はいっぱいあるのですが
今は専業することを中断しています。

農業にはいろんな問題がたくさんありますね、それは食料という一番大事なこと
だからこそ難しいと思います。
農産物の輸入自由化、国内自給率低下、農業者高齢化、後継者不足、農薬問題
これらは
すべてリンクしている問題であり。まさに悪循環なスパイラル状態のなかで農業は
もがいているのです。

どうしたら良いのか、どうなっていくのか、正直私にはわかりません。

また日本では世界各国の料理を食べることができ、食材は季節に関係なく手に入ります
あまりにも気候風土を無視して生産したり、あまりにも大量に生産する事は農薬や化学肥料が
増えます。

本当は自給自足がいちばんいいのでしょうが、そんな昔に戻れるわけもありません。
医食同源、身土不二といいます、せめて日本国内で栽培されたものを食べようよ!

              











蕎 麦





もう20年もまえになるでしょうか、私が新米サラリーマンのころです
当時転勤先で昼食をと、そば屋にさそわれました。
若いときですので普段ならもっとほかのものを食べたいのですが
前日飲みすぎだったので
そばでも言いやという感じで食べに行ったのでした。
子供のころから立ち食い蕎麦はよく食べてましたが
そば屋さんで食べるなんて事はほとんどそれまでなかったと思います。

蕎麦なんて・・・の思いは吹っ飛びました。
けっこう太めの蕎麦はコシが強くて香りがプンプンして量もすごかったです。
蕎麦をもり汁につけてすすりこむと体の中がスッキリとした感じでした。
その味、香り、食感は今でも覚えています。そば好きになった瞬間でした。

そば屋巡りがはじまりました

十割そば信仰者になったり
江戸で完成された二八そばこそ王道と唱えたり
そしてシンプルなかけ蕎麦の難しさにも唸る
その神髄に出会うたびに
蕎麦への思いがひろがります
蕎麦とは間口も奥行きもとても広いのです。








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